記事のタイトルはまるで警察やミステリードラマに出て来る「夜の殺人現場」のように思われるかも知れませんが「夜に実際の現場で絵を描く」という意味です。 そうして描いた「夜桜」の写真が不意に出てきました。私が透明水彩を初めて20年ほどになるのですが、これはその初期の作品です。始めてから数年は必ず現場で描いていました。 しかし、夜に描いて完成したのはこの一枚だけだと記憶しています。何故かというと色が見えなくなるからです。懐中電灯とかを使うと返って調子が狂うので、勘で着彩していましたが、大抵失敗しました。(当たり前ですが。。。) この日は、午後から構図を決めるために大津の琵琶湖疏水に架かる北国橋をウロウ…