連珠世界'24年3月号に自分の棋譜を取り上げて講評をいただきました。私が負けた一局であり、対局相手の攻めに着目したものではありますが、講評いただけたことは新鮮で、たいへんうれしいものでした。 せっかくの貴重な機会なのでそれを受けてのふり返りをしようと思います。 終局図 まずは講評にあった「最後の投了は勘違い?」の答えから。 白32の後、Aで四を作ることを起点に考えていて、四を防ぐBに、ないはずの白が「あるもの」と思い込んでしまっていました。それで四三のタネが2か所できていると勘違いして投了、というのが実際のところ。 黄色と緑のマーカー部分が四三の素 勝負が決まってみると恥ずかしい限りですが、途…