昭和32年の東海民生新聞の記事だ。ある小学校で『ハエ取り競技』なるものが行われたという。全校で25000匹ものハエを取った。目的は「ハエによる衛生環境問題を児童に考えさせるものだった。昭和30年代というのは、不衛生の時代だった。下水道が完備されていなく、トイレはどこの家もポットン便所(懐かしい名前だ)。自分が高学年になる頃、浄化槽式の水洗トイレが普及し始めた。下水道ができるのはずっと後になる。ハエはトイレ(当時は便所呼んでいた)で増える。ハエは病気を媒介する。新聞には、多くの学校で伝染病による学級閉鎖や休校したなどの記事が毎日のように出ているのに驚かされる。 今日7月20日は瀬戸の品野では祇園…