福岡県久留米市の陸軍墓地に作られた遙拝台。赤煉瓦の円柱の立派な建物です。 (遙拝台とは・・) 遙拝台(ようはいだい)。。今では聞き慣れない言葉ですが、遙拝をする場所です。戦前、軍や行事などで、天皇が住む皇居の方向に向かって頭をさげる=宮城遥拝(きゅうじょうようはい)がよく行われていました。「宮城(きゅうじょう)」は皇居のことです。 この遙拝台は、久留米の陸軍墓地に作られた施設の1つです。 (ちょっとわかりにくい場所にある) 師団司令部が置かれ、軍とともに発展した歴史を持つ福岡県久留米市。市内の野中町にある久留米競輪場一帯は、陸軍墓地の跡地で、今も遙拝台が残っているので現地に足を運びました。ただ…