前の投稿「 パンデミックとリモートワーク」の続きです。 「リモートワーク」という概念とは相容れない「建設現場」が事業に不可欠である建設業界で、ある種のリモートワークが注目されています。それは「遠隔臨場」と呼ばれるものです。 遠隔:離れていること臨場:その場に臨むこと ・・・概念が"とっ散らかって"いるような言葉ですが、これがICTによって矛盾なく収まってしまうのです。 国土交通省が推進している「iConstruction」(ICT、IoTを活用した建設業務のデジタル化・効率化)の流れの中で提唱されている「遠隔臨場」は、魔法でも使わなければ二律背反となる「遠隔地にいながら臨場する」ことを、ICT…