日本郵便が提供している郵便サービスのひとつ。
第一種郵便物のひとつで折り畳み式の便箋兼封筒の形をしている。そのまま折り畳んで郵便差出箱へ投函できる。特殊取扱料金を追加することにより、速達や書留扱いとすることも可能である。 その他にも内容証明、本人限定郵便、特別送達等の特殊取扱もできる。
1966年に導入されたが、当初は定形郵便物と同一料金であり、周知もほとんどされていなかったため非常に知名度が低かった。しかし、1981年に定形郵便物が50円から60円に値上げされた際に郵便書簡のみ料金が50円のまま据え置かれ、それまで禁じられていた薄い物の封入が認められるようになったため、割安の郵便制度として注目を浴びることとなった。なお過去は「簡易書簡」の名称がつけられており、現在は「ミニレター」の別名がつけられている。