香港にある北京の出先機関として中央政府駐香港連絡弁公室が設置されていますが、昨年10月の党大会で中央を初めとする新たな人事が行われ、この弁公室にも新しい主任が任命されています。 新主任の鄭 雁雄(ていがんゆう)は広東省出身の共産党員としての経歴をもち、2020年7月から香港特別行政区に着任しています。香港国家安全維持法施行に伴なってアメリカ大統領令によって発せられた米国内資産凍結などの制裁対象に指定されています。 鄭主任は2月15日に弁公室においてメンバーに対して講和をし、その中でビジネスハブとしての香港の重要性について述べた内容は以下のとおり。 香港は本土のバックアップを背に、世界とつながる…