村上さんの小説のなかに出てくる酒のアテに(わさびを酒粕で漬けた)わさび漬けと大根おろしを細かく切ったはんぺんに絡めるものがあって、それを読んだ頃ははんぺんはおでんに入れる程度しか知らなかったので斬新に思えてあとで真似ています。はんぺんついでに書いておくと静岡の黒はんぺんを炙ってわさび漬けを添えるのもよい酒のアテになります…って酒のアテについて語りたいわけではなくて。 語りたいのはわさび漬けのほうで、静岡駅や富士駅、それに三島駅の駅弁(幕の内)にはわさび漬けが入っていて、おそらくそれは一緒に入っている蒲鉾に載せるのが正解なのかもしれぬものの、ごはんに載せて食べたことがあります。猛烈に暑くて食欲が…