今朝教えていただいた禅の言葉 応無所住 而生其心 (おいむしょじょう にしょうごしん) 訳:応(まさ)に住する所無くして、而(しこう)して其の心を生ず 意味:こころは何処にも住しない(留め置かない) そうすれば天地一杯にひろがり、こころは生き生きとその真価を発揮する 中国に渡って、六番目の祖師、六祖慧能(えのう)という祖師が、『金剛経』からこの言葉をひいて、語った。 心がとまらないということが、大切。それは「放心」、心を放つ、という言葉につながる。 沢庵禅師が江戸時代の柳生宗徳を指導したときに、剣の極意として、「心を相手の手元にとどめると、そこに執着してしまい、他のところに対する注意が散漫にな…