そもそもいまでも、学校から会社や組織に入ったときに、すごく「段差」がある。学校とリアルな社会では賢さの定義が違います。高校までは、教科書の範囲内で問題が与えられ、一人で解ければいい。これが学校での賢さです。でも、リアルな社会は違う。高度に情報化している現代社会では、自ら解くべき課題を設定しなければなりません。与えられた問いを一人で解くことは賢さではなく、自分で問いを設定し、多くの人々を巻き込みながら解くことが、リアルな社会における賢さなのです。(教育新聞 編『FUTURE EDUCATION 学校をイノベーションする14の教育論』岩波書店) こんにちは。勉強はよくできるのに、遊びをうまくリード…