上田映劇に続き、この旅二つ目の奇跡の映画館。館内は、かなり綺麗に改装されているけれど、創業は明治時代の芝居小屋に遡り、今も現役の映画館であるのが長野相生座・ロキシーだ。所有者が変われど、同じ場所で上映し続けている。そして、驚きの木造建築。初上映作品は、リュミエール兄弟のシネマトグラフだというから、もう映画の歴史そのものだよね。 権堂アーケード街の途中にあるけど、映画館自体はアーケードからちょっと奥まったところにあるので雨の日は濡れちゃう。建物の前は広場になっているので、映画館全体が見渡せる。結構、渋い映画を上映しているので、近くのシネコンとも上手に棲み分けして、これからも上映し続けてほしいなあ…