第1章 午前・午後・夕方以降と定期的に水分補給 運動して汗をかいていなくても、私たちは皮膚や呼気などからつねに水分を失っています。 これを「不感蒸泄」といいますが、その量は「1日900ml」にも達します。 何もしなくてもこれほどの水分を失っているのですから、定期的に水分補給をしないと、脱水を起こして血液がドロドロになり、血液循環を妨げる一因となります。 空調がきいて乾燥している室内に長くとどまっていると、さらに不感蒸泄は起こりやすい傾向があります。 のどが渇いたと気づいたときには、すでに脱水は始まっています。 ですから、座りっ放しを避けて立ち上がったら、のどが渇いていなくても、ついでにコップ1…