冬になる前に北方から渡ってきて、 冬の間を日本で過ごしていた雁 (がん/かり) が 北国へ去っていく頃です。 春に飛来する玄鳥(つばめ)と入れ替わるように 日本を離れていきます。 「鴻雁」(こうがん)とは、 渡り鳥の「雁」(がん/かり) のことです。 「鴻」:「ひしくい」という大型の雁 「雁」:それ以外の小型の雁 「雁」(がん/かり) というのは、 カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、 鴨(かも)より大きく、 白鳥(はくちょう)より小さい一群の総称で、 特定の鳥を指す名前ではないそうです。 日本へは、真雁 (まがん) 、菱喰 (ひしくい) 、 酒面雁 (さかつらがん) 、黒雁 (こくがん) など…