今日から二十四節気の3番目「啓蟄」。 前節の「雨水」以来、春の雨の潤いにより、 植物は芽吹きの季節を迎えてますが、 太陽の高度も上がり、大地が温まり出して、 虫や小動物も目覚めの時季を迎えます。 『暦便覧』(こよみびんらん) 「啓蟄」(けいちつ)とは 雛納(ひなおさめ) 菰はずし 野遊び(のあそび) お水取り 春日御田植祭(かすがのおたうえまつり) 春の「社日」 七十二侯 初侯「蟄虫啓戸」(すごもりのむしとをひらく) 次侯「桃始笑」(ももはじめてさく) 末侯「菜虫化蝶」(なむしちょうとなる) 『暦便覧』(こよみびんらん) 今から234年前の天明7(1787)年に 太 玄斎(たい げんさい)が著…