蝉の声が聞こえだして、もうそろそろ、梅雨明けかなと思える。 梅雨が明けると、夏の強い日差しが照り付ける日が続くのだろう。 夏の日差しは強い。痛く感じる。 真夏の景色は、強い日差しの中、暑さを避け、人影は消え、木々の緑は濃くなり、強い日差しの中、日の当たる所は、より明るく、日の当たらないところは、より暗く見える。真夏の強い陽の中に陰を感じる。 下の写真は、円山公園枝垂桜のあたり。さくらの頃は、まわりは人であふれるが、 真夏になると、春の頃とは別物のように濃い色になってしまい、焼け付いたコンクリートには人はいない。人影も消えて、静まり返っていた。 ただ、蝉の声だけは、途切れることはなかった。 また…