今やすっかり死語入りした感のある「雷オヤジ」。 ひと昔前には「地震」「雷」「火事」と横並びするほど、怖がられていたニッポンの怒れるオヤジも、近所の悪ガキを叱ったり、まして手でも上げようなら、それこそ「虐待だ!暴行傷害だ!」と大騒ぎになることは必至。 オヤジたちもそう簡単に雷を落とせなくなってしまった。 ところが、だ。1990年代、娘の交際相手を「きちんと筋を通せ!」と一喝し、その「雷オヤジ」ぶりで一躍、芸能マスコミにクローズアップされることになったのが、石田ゆり子とひかりの父、J氏だった。 時は1994年1月。 石田家の次女ひかりが当時交際中だったJリーグ清水エスパルスの青嶋文明と、正月に6泊…