『虚構推理』の真相解析シリーズ。今回は中編『電撃のピノッキオ』です。 孫が大学生の車に轢かれて死んでしまって、その恨みを木彫りの人形に込めて作ったら人形が勝手に動いて海の魚を大量に殺すようになった、という田舎町の出来事。 真相では「人形が動いた本当の理由」に加えて「呪詛が発動しなかった理由」も明確になります。 ※ここから先は『虚構推理・電撃のピノッキオ』を読んだ人向けの内容です。元のストーリーを追っての説明はしないので、本編を知っている方のみご覧ください。
今回は『ヌシの大蛇』の”隠された真相”の考察・解説です。 短編ですが、なかなか真相が読み解けず苦労した物語だったりします。短編だとヒントも少ないので、意外と推理の沼にハマってしまいやすい。ヌシの大蛇だけに。 この『ヌシの大蛇』は、琴子さんがいろいろ推理を並べて、最後にインパクトのある推理でヌシ様を納得させるものの、その推理も真実ではないという虚構です。 ※ここから先は『虚構推理・ヌシの大蛇』のネタバレを含みます。元のストーリーを追っての説明はしないので、本編を知っている方のみご覧ください。