今月3月11日、東日本大震災から10年を迎えます。 10年の間に、地震も気象災害も幾度となく発生して、多くの人にとってはもはや東日本大震災は特別な災害ではなく、印象が薄れてしまっているのかもしれません。 それでも、一度に2万人を超える人が犠牲になる災害を私は人生で目にしたことがないし、戦争を経験したことのない人のほとんどがそうだと思います。 今日の記事では、先日3月4日に開催されたNHK文研フォーラム「私たちは東日本大震災から何を学んだのか 震災10年・復興に関する世論調査報告」を視聴して知ったことのうち、皆さんに共有したいことをまとめます。 はじめに:「文研」とは 「復興」の実感は被災地の方…