震災をきっかけにした離婚のこと。東日本大震災後の婚姻関係における心境の変化に伴い生まれた言葉である。 中年以上の女性が男性に愛想を尽かして離婚に至ったケースが多く、震災前から不仲であった夫婦が、震災での出来事を機に離婚を決意したのではないかと見られている。
震災を発端に「パートナーの素顔を見て幻滅した」のが離婚理由を多くを占める。「夫婦」、「家族」の関係性に疑問を持たざるをえない個人の暴走や、社会性を欠落した言動への失望に起因している。
震災婚
三陸の海 年末の少し前に、図書館から借りたのが垣谷美雨著『女たちの避難所』です。 東日本大震災での避難所生活をテーマにした、人間ドラマ。 能登半島大地震でたくさんの方々が避難を余儀なくされている今、とても考えさせられた1冊なので、レビューします。 スポンサーリンク // 女たちの避難所 長引く避難生活 まとめ 女たちの避難所 岩手県宮古市・田老町の震災遺構 作家の垣谷美雨著の本と言えば「老後の資金がありません」が有名ですね。 映画化された原作ですから。 1959年生まれの垣谷さんが、2014年に発表したのが、『避難所』。 三陸の架空の町・避難所が舞台です。 車を運転中に津波に吞まれて、九死に一…
《映画「シンドラーのリスト」を観て泣いた》 母が亡くなった後、お世話になったかたがたにご挨拶にと帰国した際に、アカデミー賞7部門を受賞した映画「シンドラーのリスト」が日本で上映されていた。 ポーランドを舞台にした映画だった。 ナチスドイツによって強制収容所に送られて殺されていくユダヤ人を一人でも多く救おうとした一人の実業家を描いたものだ。 彼によって救われたユダヤ人は千人に上ると言われている。 主人公の彼が「もう少し金があれば、もっと多くのユダヤ人を救えたのに」と嘆くシーンがラスト近くにある。 そのシーンを見たとたんに、わたしは泣き出してしまった。映画館の中ではあったが、涙が止まらなかった。嗚…