東京では(といっても下町の方)駄菓子屋ともんじゃがセットだったように、私が育った静岡市では駄菓子屋とおでんがセットになっていました。なぜなのかはわかりません。 私など小学校低学年の頃は小遣いが一日数十円で、その数十円でジャンクな駄菓子をいくつ買うかに血眼になっているわけで、一本でそれ以上の金額のおでんはとんでもない高級品でした。したがって小学生の頃とかは駄菓子屋でおでんを食べた記憶がありません。どちらかというと食べているのは近所のご婦人方で、おでんを囲んで駄菓子屋で井戸端会議をやっている光景をよく目にしていました。 駄菓子屋でおでんを食べるようになったのは中学生くらいからなんですが、そのころに…