陥りがちな誤り 本当は・・ 解説 Q. 磯野波平は、遺言を作成中だが、遺言の書き方について調べているうち、「預金はどの預金かを特定できるように記載すべき」というアドバイスを見つけた。波平は預貯金について預金額まで記載すべきか。 陥りがちな誤り 遺言において預貯金の記載をする場合、預金の金額まで記載しておけばどの預金かわかりやすいだろう、と思いがちです。 しかし・・ 本当は・・ ⭕遺言において預貯金の記載をする場合、預金の金額まで記載するべきではありません。 解説 預貯金は遺言を書いた後も、生活していくために引き出したり、利子がついたりして変動します。残高まで記載すると、記載した額を超える部分に…