11日から台湾総統選見学のために台北を訪問しています。香港駐在時代は2か月に一回の割で台湾を取材に訪れていましたし、退職してからも4年ごとの総統選を見に来ました。蔡英文総統2期目の是非を求めた2020年の総統選にも来ています。という意味では勝手知ったる都市なのですが、やはり4年経つとかなり街の様子が変わっているので驚きます。1990年代は全体に田舎臭い感じがしたのですが、今では都市整備がされているし、台北を見る限り、もう立派な近代”国家”という印象です。 総統選の結果は大方がご存じなので触れません。台湾人らへの事前の取材で、多くの人は民進党の頼清徳候補が国民党の侯友宜候補に対し80万票引き離し…