11月歌舞伎座夜の部の最後は『顔見世季花姿絵』 春調娘七種 三社祭 教草吉原雀 踊り3種で、これでもかこれでもかってくらい見どころ満点の気迫あふれる3種に、 昼の部に負けておらんぞという心意気を感じました。 (すみません、特にそんな気負いは皆さんないと思います。ただ昼から通しで観るとこちらも結構疲れて最後はもう観るのもヘトヘトかなと思いきや、力強い踊り3種を観ることができて、大変力強く、気迫があり、「負けておられんぞという心意気を感じた」というのはこちらの勝手な妄想です) 春調娘七種 真っ暗な中幕が開くとぱあっと明るく晴れやかな舞台。美しい静御前(左近)とたおやかな曽我十郎(染五郎)、そして荒…