最近はCDA関連の仕事で忙しく、前回の記事から大分日が開いてしまった。 その間に、大竹センセイの行動経済学の本など、読んだものもあるのだが、如何せん大竹本は発行から時間が経ちすぎていた。この手の本は、使われている資料など、あまり時間が経っていると新鮮味が失われ、読む気がしなくなってくる。その意味では今回取り上げる本は、読む時期としては、ギリギリセーフと言う感じだろうか。発行は2020年12月。オミクロンの大流行やウクライナ問題より前の発行なので、若干時代を感じるが、今ならまだ読める(読んで違和感はない)。 本書は表題のごとく、様々な通説に対し、著者独自の視点から異論を展開している。面白かったの…