ーーーー講義録始めーーーー マイシンにおける不確実性推論と説明機能 不確実性推論の仕組み マイシンでは、後ろ向き推論の過程で不確実性推論が開発されました。この仕組みでは、ユーザー(医師)が条件節の成否について尋ねられた際、次のように回答します: 「はい」または「いいえ」 その回答に対する確信度(確からしさ)を、0.1~1.0の範囲で入力。 これに基づき、ルールの確信度とユーザー入力の確信度を考慮し、最初に仮定した結論の確信度を計算します。 図2-3 (1) をご覧ください。これは、医師とマイシンの対話例(前半)を示しています。 M1~M4: マイシンから医師への確認質問。 医師は「はい」「いい…