「更生意欲は乏しい。両親も監督能力がないのは明らか」 裁判官からそう厳しい指摘を突き付けられた高橋裕也被告には、懲役2年6月が求刑された。 今年7月14日に東京地裁で開かれた、論告求刑公判でのことだ。 三田佳子の次男である高橋被告は、これが5度目の覚せい剤取締法違反などの罪に問われたわけだが、6月の第4回公判では、情状証人として映像プロデューサーの父親が出廷。 そこで「神の声が聞こえる」と幻聴に悩まされていたと証言した。 再発防止のため同居する考えも示したが、いかんせん、もう5度も繰り返している。両親の「監督能力」を疑問視する裁判所からは「No」を突き付けられる形となった。 高橋被告が初めて覚…