図書館から借りている朝妻一郎さんの「高鳴る心の歌」という本を読んでおり ます。 これはポピュラー音楽愛好家であった朝妻さんが、ひょんなことから転職して 音楽出版社の社員となり、音楽著作権の世界で生きていくという話です。 音楽出版社と書きますと、なんとなく楽譜とか音楽雑誌でも印刷する版元のよう に思えますが、朝妻さんにいわせると(この本のはじめにで書いています)、次の ようになります。 「作詞家・作曲家かたその作家の書いた楽曲の著作権を預けていただき、その著作 権が1円でも多く収入を上げるよう、ありとあらゆる努力をするのが、音楽出版社 の仕事です。」 その昔でありましたら、日本ではレコード会社と…