夕方、母が散歩から帰ってくるとやがてゆっくり階段を昇るすり足音が2階(私の仕事場)に近づいてきました。2階から階段に顔を出して、「どうしましたか?」と聞くと「なんでもない。何しているかと思って」私、満面の笑みで「ははーん。母さんは今、私が帰ってきているかどうか、わからなくなっちゃいましたね?」「そう。えへへへ」「階段を2階まで上ると危ないから、わからなくなったら下から『フクはいるの~?』って叫んでください。『はーい』って返事しますから、大丈夫ですよ」「わかったよー。じゃあねー」ときびすを返す母。 私の帰省している・していないを記憶できないことをあっさりカミングアウトしてくれてよかったです。まあ…