本作の後味の悪さと変にモヤモヤする原因の最大のものは、表面上悪者にされているジミーに、なぜか被害を受けた連中が何も責めないどころか、逆に不可思議に信頼して、色んなものを任せることだ。 特に、妊娠させて責任を取らずに逆ギレする場面で、なぜか滅茶苦茶な責任転嫁に聞こえることを言われただけで、船長が謎の自責の念に駆られて、操縦まで任せる。 表面上は意味不明過ぎるが、意味深で曖昧なセリフの裏を読み取ると、どうも本当の悪者はジミーではなさそうだ。 本当の悪役は、結局のところ、船長だったのだ。 つまり、妊娠させたのは、本当は船長で、しかし、妻子が居るのかいないのかはハッキリしないが、責任を取りたくなかった…