菊地秀行氏著の魔界都市ブルースの第5弾になるのかなあ? 魔王伝(全3巻)、双貌鬼、夜叉姫伝(全8巻)、鬼去来(全3巻)に続いて出たはず。全4巻。魔界都市ブルースの中ではけっこう初期の作品なんじゃないかなあ。私、秋せつらが主人公の小説は、この魔界都市ブルースもマン・サーチャーも比較的初期の作品が好きです。わかりやすいんですよね、結末が。最近の話は、どうも、どうやって終ったのかがあまり記憶に残ってないんです。夜叉姫伝も魔王伝も最後の決着のつけ方はしっかりと思い出せます。あと、ボクと私も絶妙のタイミングで変わってくれる。ここで私と会いたいと思うタイミングにビシッと出てきてくれるあの爽快感。よかったな…