古道の魅力 古代の道が、本当にどのようなルートを辿っていたのか、おそらく今では、よく分からないのだと思います。特に、山の辺の道の北コース、奈良公園から数キロは、整備された公園内と、住宅が連なる中を縫うように進んでいます。むしろ、本来の道筋が、分からないのが当然とも言えるでしょう。 それでも、白毫寺を過ぎてから八阪神社辺りの道は、少し趣が異なります。この間は、奈良盆地の東側、笠置山地の山裾を絶妙につないでいるようなルートです。ところどころに史跡も残り、古代の道を彷彿とさせるような道筋です。 旧道 白毫寺を過ぎた後、農地の中の旧道を進んだ先に、児童福祉関連の立派な施設がありました。道は、その建物を…
NHKで新宿小田急の解体のことやってるー ■2024-03-29 22:35:11 まずくはなかった、 ■2024-03-29 22:12:19 逆に、いま奈良に来てる外国人観光客はどこに泊まってるんだろ? ■2024-03-29 21:53:51 マリオットホテル奈良があって、へえ、と思ったらそのとなりにノボテルと書いてある大きなビルがあって、ノボテルまでできたんだ、とびっくりした。ノボテル奈良は2024年秋開業予定だそうだ ■2024-03-29 21:53:21 ちょっと食べに出た。さてこのラーメン屋は当たりか、どうか ■2024-03-29 21:48:51 (ケースで買うようになっち…
ブッダとなられたゴータマは、鹿野園において五人の修行僧たちに成覚後、はじめて説法されました。「四聖諦」という四つの聖なる真理とともに「八正道」が説かれました。初転法輪(しょてんぽうりん)といわれる出来事です。 『実に「苦しみ」という聖なる真理は次のごとくである。 生きるということは苦しみである。 老いる苦しみがあり、死の苦しみがあり、憎い人(物、出来事)に会う苦しみがあり、愛する人(物、出来事)と別れる苦しみがあり、欲するものを得られない苦しみがある。すべて(悟らざる者が)生きるということは苦しみである。 実に「苦しみの生起の原因」という聖なる真理は次のごとくである。 それは苦しみの原因となる…
今年で創立93年目の奈良佐保短期大学(池内ますみ学長、奈良市鹿野園町)は28日、2025年度以降の学生募集を停止すると発表した。来春の24年4月入学生が最後の学生となり、卒業をもって閉校する。 奈良佐保短大が学生募集停止 24年度入学生の卒業で閉校、付属幼稚園は継続(奈良新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
大晦日といえば紅白歌合戦やジャニーズのカウントダウンコンサート(通称カウコン)ですけどジャニーズカウントダウン(カウコン)2024年は中止のようですね。笑ってはいけないもないみたいですし、 家で紅白もいいですが、外に出てイベントにも参加してみましょう! 大阪水上バス・サンタマリア号 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ライフスタイルホテル「THE LIVELY 大阪本町」 京都 八坂神社 道の駅 丹後王国 食のみやこ 北野天満宮 清水寺 兵庫 神戸ベイクルーズ 神戸フルーツ・フラワーパーク ホテルプラザ神戸で カウントダウンパーティー 和歌山 和歌山マリーナシティ 白浜 海を眺めながら初日の出 …
守護国家論 現代語訳 02 第一章 全体を七門に分けた第一として、如来の経典の教えには、権実二教が定められていることを明らかにする。そしてさらにここでは、四節に分ける。第一節は、釈迦一代の経典の分類であり、第二節は、諸経の教えの浅深を明らかし、第三節は、大乗と小乗を分け、第四節は、権教を捨てて実教に就くべきことを明らかにする。 第一章 第一節 第一に、釈迦一代の経典の分類についてである。 問う:仏は最初にどのような経典を説かれたのか。 答える:『華厳経』である。 問う:その証拠は何か。 答える:『六十華厳経(注:『華厳経』の六十巻本のこと。もう一つに八十巻本がある)』の「離世間浄眼品」に、「こ…
明らけく のちの仏の 御世までも 光りつたへよ 法(のり)のともしび –伝教大師最澄*1 バウッダ[佛教] (講談社学術文庫) 作者:中村 元,三枝 充悳 講談社 Amazon 釈尊の説いた教えから、はるばる日本やチベットにまで伝わった教えに至るまでの仏教全体の通史を、「お経」を軸にして概観する。 そう、この本ね、経典論、特にアーガマ/阿含経(このあと説明する)についての経典論のパートがやたら長いのよ。アーガマ/阿含経の成立史や構成については、僕のような馴染みのない人にはやや詳しすぎというくらい詳細である。それ以外の箇所は仏教の入門書としてちょうどいい内容と量だと思うんだけどな。 では、それは…
細川京兆家の家督を巡る細川高国と細川澄元の戦いは、1520(永正17)年5月の等持院の戦いで大きな区切りを迎えます。 この合戦で澄元方の主力を担った重臣・三好之長が敗死し、同年6月、澄元は再上洛を果たせぬまま失意のうちに阿波勝瑞城で失意のうちに病死。 三好之長、細川澄元の死で、畿内における細川高国の優位が確定しました。 河内では高国に与する尾州家・畠山稙長の優勢となり、大和では細川高国、畠山稙長の強い働きかけによって筒井順興と越智家頼が和睦。 翌1521(大永元)年に順興は越智氏の娘を妻に迎えて、再び大和国人一揆の体制が固まりました。 細川高国のもと畿内の情勢は安定化するかに見えましたが、15…
1493(永正4)年6月に畿内の覇者であり幕政を取り仕切った細川政元が、細川京兆家の後継者を巡る家中対立が原因で暗殺されました(永正の錯乱)。 政元の暗殺後、細川家中は阿波守護家出身で三好之長ら阿波衆の支持を受ける澄元と、従来の細川京兆家重臣である畿内国人衆の支持を受ける高国という政元の二人の養子を担ぐ二派に分裂。 澄元は11代将軍・足利義澄、高国は10代将軍・足利義尹をそれぞれ戴いて相争う状況になります。 この混乱の中、細川政権のもと大和を支配した赤沢朝経、長経父子が相次いで戦死し、領地を追われた筒井氏、十市氏、箸尾氏ら大和国人衆も、相次いで大和の故地へ復帰しました。 一方、河内では畠山尚順…
奈良市中心部から南へ3キロ足らずの場所にある古市は、15世紀の応仁の乱前後に最盛期を迎えた大乗院方衆徒・古市氏の本拠地です。 その居城であった古市城は中世城郭としては大規模で、応仁の乱の前後で古市氏当主となった古市胤仙とその子である胤栄・澄胤兄弟が当代きっての茶人・文化人だったことから、京都の公家や文化人らを招いて茶会、連歌会が開かれるなど、文化サロンともなった城郭です。 今は、奈良市南郊の田園に囲まれた静かな集落になっている古市城周辺ですが、その歴史と現在の様子を紹介します。 古市氏と古市城 古市城跡 城山 高山 上ノ段(主郭部)~古城(二の郭) 古市の町 参考文献 古市氏と古市城 古市城の…
難読の地名800: 読めたらスゴい! オモシロ博学本 (KAWADE夢文庫) 文庫 – 2013/9/18 posted with カエレバ Amazon.co.jpで詳細を見る 北海道 茨戸(ばらと) 簾舞(みすまい)発寒(はっさむ)庵原町(いおはらちょう)川汲(かっくみ)木直(きなおし)椴法華(とどほっけ) 忍路(おしょろ) 勝納町(かつないちょう)文庫歌(ぶんがた)神居古潭(かむいこたん) 雨紛(うぶん) 大楽毛(おたのしけ) 知茶布(チチャップ) 徹別(てしべつ)幣舞(ぬさまい)馬主来(ぱしくる) 相内(あいのない) 留辺蘂(るべしべ)呼人(よびと)癸巳町(きしちょう)対雁(ついしかり…
はじめに YouTubeで歴史解説動画を公開されている、右京大夫政元さん(@meiou1493) の新企画『連続講義「不問物語―軍記で読む室町時代」』が、先日のライブ配信「オールナイト幕府 第97回」より開始されました。 新企画✨連続講義「不問物語―軍記で読む室町時代」第1回【オールナイト幕府 97】 右京大夫政元さんの動画はいつかこのブログでも紹介したいと考えていましたが、このたび、このような素晴らしい企画を開始されましたので、『不問物語』でも大きく取り上げられており、これまで自分がTwitterでたびたび語ってきた、いわゆる「薬師寺元一の乱」について、この機会に便乗しまして、その経緯や注目…
妙法蓮華経 序品第一 ② 前回では無量義経では菩薩が対象で説かれており、いよいよ序品に入り、一般大衆に説かれる為に心構えを教えて下さっています。 いよいよ説かれる為の前兆として奇瑞が現れ、そして、文殊菩薩の過去のお話が始まり、その中で後の弥勒菩薩のお話もありました。 では、今回は序品第一の②に入ります。 お釈迦さまが、ブッダガヤで悟りを得られてから、まず鹿野園(ろくやおん)に行かれ、5人の比丘に対して最初の法を説かれました。 四 諦(したい) 苦 諦(くたい)・・・苦から逃げず正面から受け止める 集 諦(しったい)・・・苦の集(原因)は苦から逃げないで実体をよく観て反省して みると、貪欲(とん…