宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」シリーズの第6弾です。 前巻でおちかが無事に嫁に行って、今回から三島屋の次男坊富次郎に聞き手が変わりました。 ずっと読みたくて仕方なかったのですが、文庫版もKindleも出ない(笑)。 ですので、諦めて紙版を購入しましたが、相変わらず分厚いですね。。 でも、やはり紙はいいなと、改めて感じました。 今回は、この『黒武御神火御殿』の感想です。 // リンク ※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。 泣きぼくろ 富治郎の幼馴染が今回の語り手ですが、この家族に起こった一家離散のお話となります。 何だか不謹慎ですが、江戸時代の女性週刊誌かワ…