西条市出身の彫塑家 伊藤五百亀 伊藤五百亀とふるさと黒瀬 愛媛県の西条市といえば昔から西日本最高峰の石鎚山や加茂川伏流水の打ち抜き、絢爛豪華な西条まつり、カブトガニなどが知られているのですが、今回は西条市出身の彫塑家・伊藤五百亀(いとういおき)氏について紹介してみたいと思います。 制作中の伊藤五百亀氏 五百亀記念館資料(西条市) 伊藤五百亀 は、大正7年(1918)5月11日、新居郡大保木村黒瀬山(現在の西条市黒瀬)に生まれました。 黒瀬山は石鎚山麓の大保木村に向かう加茂川沿いの山間の地域で、黒瀬峠と言われています。山の上流から下ってきた加茂川が東へ大きく迂回する場所にあり、現在は県営の黒瀬ダ…