元禄16年10月5日。卯半(午前6時)、斎が行われる。辰刻(午前7時)に法事が始まる。建中寺の内陣に詰めるものには時服が3つ。相応寺に銀5枚。3ヶ所の寺に金2両ずつ。平僧に1分ずつ。座頭に10貫文。乞食へ5貫。
元禄16年10月4日。源了院(松平友重)様の1周忌の法事が相応寺でこの日から明日まで行われる。足軽以上が詰める。馳走奉行は石河主膳・小山十郎兵衛。惣門足軽頭津田平次右衛門・浅野弥一右衛門。山門大沢無手右衛門。出僧は40人。巳半(午前10時)、非時(食事)。午刻(午前11時)、読経が始まり、申(午後3時)前に終わる。この間に点心(昼食)がある。