宝永1年12月14日。仲間の口米を差し上げる。義兵と五右が検査する。未半(午後2時)、赤堀次郎兵衛の門外に呉服町町屋に住む手代で何役の手代かはわからない50ばかりの男が大小を差して泥酔し、頭から血を流し倒れていた。刀も鞘などが砕け散っていた。次郎兵衛のところに入れ、駕籠で送る。