文政2年6月15日。夜9時(午前0時)過ぎると大雷・大雨となり、片端の朝祭は17日になり、若宮御車は18日に曳き渡し、辰巳櫓で御覧になる。天王前で提灯を灯して曳き出し、本町大手を曳き出した時は5時(午前8時)であった。これは珍しいことであった。