この頃の大変つくし大雪や 大豊年の 今朝の春 大名衆に たてぬ門松大塔の 地築の音の 長閑さに 大山事の 大寺の加持大騒動 屋根虫のわく 名古屋中 大きにはやる コロリヲツトセ大むかし ゆるきしままの 大地震 大雪に怖る 二タ夜サ
文政2年7月。熱田御芦(みよし)蔵の前というところが大いに賑わい、芝居などが行われる。(朱書)「盆天(御幣)が少々あり。」