213系5000番台は近鉄線と競合する関西本線の名古屋・四日市地区の輸送改善用としてJR東海が導入された車両で、1989年から 1991年にかけて2両編成14本が製造され、同路線で運用され老朽化していた 165系を置き換えました。 岡山地区の0番台車を基本としながら、JR東海が1988年以降 211系5000番台に準じた仕様変更が行われました。 導入後は大垣電車区に配置され関西本線(名古屋駅-亀山駅間)で運用されていましたが、1999年に神領電車区に転属となり、2000年の関西本線での 313系によるワンマン運転が開始されると、213系は関西本線での朝・夕の運用と日中は中央本線の一部列車での運…