まだ小学生の頃に習ったことで印象に残っているのは3の倍数の確認方法でした。各桁を足した数が3の倍数ならば元の数も3の倍数、というアレです。 倍数とか約数とかがLean4で扱えるようになり、この3の倍数の確認方法の証明を書き下してみようと思いました。自分で定理を形式化して証明を与えることを一通りやるには良いのではないかと思ったのです。 任意桁数の3の倍数で証明しようとすると、その数の10進数展開がk桁あるとして各桁を$a_n$とすると$\sum_{n=0}^{k-1} a_n\,10^n$と表すことができるところから始める必要があります。まだ$\sum$記号を勉強していないこともあり、えいやで3…