東武鉄道5050系は、1979年以降に7800系の車体更新により導入された5000系グループに分類されますが、当初から冷房装置が搭載されたことや4両編成における電動車が8000系同様に中間車に集約されたことなどが大きな特徴となりました。 更新工事は全てアルナ工機で行われ、1980年から1984年にかけて4両編成と2両編成が各12本の計72両が製造されました。 車体は8000系に準じた20m級両開き4扉の全鋼製車体で、冷房装置も8000系と同一、パンタグラフは下枠交差型となりました。 当初は伊勢崎線と東上線に分散配置されましたが、1983年頃からは野田線にも配属されました。 1991年以降は全車…