717系は、1986年に国鉄が仙台・九州地区に導入した交流専用の近郊型電車で、老朽化した交直流急行形電車の車体更新車です。 当時の国鉄では地方中核都市圏の輸送改善を進められ、1984年から1985年にかけて実施されたダイヤ改正では列車の短編成化によるフリークエンシー向上と定時隔ダイヤを採用し、客車列車から全電車化によるスピードアップなども行われました。 このような背景の背景の中、製造コストを低減した上で輸送改善を図るため、急行形車両の車体更新改造が実施されました。 鉄道コレクション第24弾で製品化されたのは、種車が451系で仙台地区に導入された0番台T-2編成で、同じく仙台に導入された100番…