(出典:航空50年史:昭和18年発行:デジタル国会図書館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1068274/1/296) 1939年(昭和14年)10月20日、世界一周をしていた国産の飛行機ニッポン号が羽田空港に到着し大歓迎を受けました。 (激化する新聞の部数獲得競争)当時、大阪朝日新聞と大阪毎日新聞は、読者獲得の部数競争を繰り広げていました。 また1935年(昭和10年)に羽田飛行場が開業し、ようやく日本にも航空機が普及し始めていました。そこで両社は航空機によるイベントを行い部数大幅獲得に乗り出します。まず1937年(昭和12年)に朝日新聞が神風号で東京ーロンドンの連絡飛行に…