ランキング参加中読書 1920年代に興味を抱いてから、3年になる。 コロナ禍になってすぐ前回のパンデミックであるスペイン風邪が話題になり、それがちょうど100年前だったことを知った。 現在東京都美術館で「エゴン・シーレ展」が開催されているが、オーストリアの画家シーレもスペイン風邪で亡くなった有名人のひとりだ。 他にも、同じオーストリアの画家クリムト、以前ブログを書いたプロシア(ドイツ)のマックス・ヴェーバーやフランスの詩人アポリネール、日本では島村抱月などが、かの病で命を失った。 全世界を巻き込んだ流行性感冒(インフルエンザ)は大正七年(1918年)秋ごろ我が国に波及し、以来大正十年(1921…