さて休憩の時間 無意識に煙草を咥えた これはもはや癖だな ちょっとやりすぎかもしれないけれど 煙草に火を灯すのは辞めたんだ この青空に曇らないように 夕方の怖い時間 逢魔ヶ時っていうじゃない ある日それは突然に 聞こえない声が聞こえて 見えないものが見えたんだ それはそれは静かな夕暮れに 眠るって何かわからない 瞼の裏は走馬燈 まるでテレビだよ ブツンと切れたら それが眠るだって事 薬は効いてるんだと思う ただ、煙草がよく効く ケムリに抱かれて ケムリで空を覆えば 私とワタシは一つだ 自宅に戻ってからは あまり記憶が定まらない 意外に器用なこの手へ注目 囲まれたが代弁される こうだったらという…