AIの遺電子

2023夏アニメの｢AIの遺電子｣を見た。 このアニメは、AIが発展した世の中で、人間とヒューマノイドが共存する様子を描いた作品であり、ヒューマノイド医師の主人公目線で話が展開していく。オムニバス形式に近い。 基本オムニバスなので、どう感想を書こうかと思ったが、私が1番好きな話数にしようと思う。 私が1番好きだなと思ったのは、1話である。 ヒューマノイドの機能不全により、修復も不可能となった患者が来院した。その患者の家族は、患者の記憶のバックアップを取っていた。本来は記憶のバックアップは違法であり、主人公はそれを忌避するが、バックアップによって修復は可能であるため、治療を行った。 しかし治療後…

お久し振りでございます。 気付いたら1ヶ月以上アニメ感想呟いていませんでしたが、生きてます。 遅まきながら今期も全て見終わったので感想をまとめていきたいと思います。そこそこ分量あるので、時間がある時にでも読んでもらえると嬉しいです！気軽にコメントとかもらえると跳ねて喜びますので良かったら。 それでは早速振り返っていきましょう！ ※下の目次タイトルから各感想に飛べるので、見た作品だけでも読んで頂ければ。 【目次】 1.BanG Dream! It's MyGO!!!!! 2.呪術廻戦 懐玉・玉折(2期) 3.彼女、お借りします(3期) 4.蒼穹のファフナー THE BEYOND(3期) 5.好き…

＊この記事にネタバレはありませんが，各作品の内容に部分的に言及しています。未見の作品を先入観なしで鑑賞されたい方は，作品を先にご覧になってから本記事をお読みください。 殺人的な残暑がようやく終わり，2023年夏アニメもほぼすべての作品が放送を終えた。今回の記事では，恒例通り2023年夏アニメの中から，当ブログが特にレベルが高いと判断した9作品をランキング形式で振り返ってみよう（今回は「中間評価」の記事では挙げなかった作品がランクインしている）。コメントの後には，作品視聴時のTweetをいくつか掲載してある。なお，この記事は「一定の水準を満たした作品を挙げる」ことを主旨としているので，ピックアッ…

第12話旅立ち 最終回はAIやヒューマノイドがどうのという話ではなく、単純に人と人の繋がりを問う話になったような須藤が探し求めるのは母のコピー。それは前回のリサとトゥー・フィーで示されたように母とは別人、須藤とは他人それでも須藤が探すと言うならそれは最早感情論ではないのだろうね 出逢ったばかりの頃の須藤とリサは他人だった。けど、似た境遇という要素が他人で片付けられない関係性を築かせた血や家族以外にも人は誰かと他人じゃなくなる瞬間が有る。逆に言えば、あっさり他人になれたりもする須藤がリサや瀬戸にしたのは他人になる為の儀式 須藤はそれで良かったとしても、他人にされた側は堪らない。だから須藤はきちん…

第10話来るべき世界 社会を支配する超高度AIに疑問を呈するEP超高度AIの運用は信頼に拠って成り立っている為に人々は無意識的に超高度AIを信じている。AIなら間違いないと考えている逆に言えばAIに歯向かう者は社会のはみ出し者になる。それがテツヤや勅使河原になるのかな？ テツヤに殺されそうになった女性は紙幣を差し出し逃れようとした。紙幣とは社会における信用取引により成り立つ。社会を支配する超高度AIに挑むテツヤに効く筈がない取り調べでのテツヤの発言は支離滅裂と思えるが、終盤の言い分を聞くと見えてくるのは彼自身がバタフライエフェクトを狙っているのではないかという点 そう考えると、殺害シーンや恋人…

第9話正しい社会 ディストピア的なエピソードを重ね描いた回だったねAIの進歩で様々を容易に調整可能な世界だから、都合の悪い又は我慢のならない物を許容できないかといって思いの儘に規制するのも間違いではないかと問い掛ける内容と感じられたよ 親にとって許容し難い不健全アニメ。子供の視聴を制限すれば無理解な親と思われるから健全な番組だけ流れるよう規制したくなる。それが良い社会に繋がると思い込む小山田の主張は別物。健全を突き詰めると人間の居場所すら無くなると言うこれは不良の登場によって補足されているね 暴力を振りまく不良は不健全の極みに思える。しかし血を見て逃げたならそれは小物だし、不良に怯えた田口も小…

第8話告白 バレンタインとホワイトデーという甘いイベントを描いた後に始まるのは苦々しい恋物語チョコやケーキに関し美味しさを求めるなら既製品を買えば良い。でも美味しさ以外を伝えたいなら手作りの品となるそれは恋においても似たようなものだったと言えるのかな？ リサが須藤に渡したケーキは失敗したが一纏まりのストーリーとして評価された。それはロボが作ったものなら叶わないものでもそれは手作りと話していたから通じる話で。須藤のお返しは美味でも手作りと知られないから美味しさ以外は伝わらないでも須藤はそれで良かったようで リサに店のケーキを奢ったレオンは気持ちを伝える気が無かったのだろうね。けど気持ちが存在しな…

戦国妖狐 千魔混沌編〔TV〕ep.4-7 webアクション 8月27日 仮面ライダーW〔TV〕ep.3 お茶はできない並んで歩く(斜線堂有紀)〔SFマガジン10月号〕 ダンジョンの中のひと〔TV〕模様替えと雇用 きみの色〔映画〕 J2 レノファ山口 対 ファジアーノ岡山〔DAZN〕8月31日 アニソンアカデミー〔NHKFM〕8月31日 イントロがかっこいい曲特集 心象衣装(櫻木みわ)〔SFマガジン10月号〕 負けヒロインが多すぎる〔TV〕ep.8 異世界失格〔TV〕ep.8 爆上戦隊ブンブンジャー〔TV〕ep.27 処女がサカっちゃだめですか(どじろー) クライマックスネクロマンス(瀬戸三里)…

2023夏アニメ(34本)総評 同ランクは先の方が上位

魔改造の夜 技術者養成学校〔TV〕3 ローラー、4 メカ設計 仮面ライダーガッチャード〔TV〕ep.47-48 絶狼〔TV〕ep.2-4 まんがタイムオリジナル 9月号 月刊少年マガジン 9月号 まんがタイム 9月号 NieR:Automata ver.1.1a〔TV〕ep.17-18 ダンジョンの中のひと〔TV〕仕事仲間、家族 Labyrinth展〔交通会館〕 佐藤史生原画展〔明治大学米沢嘉博記念図書館〕 楽園展〔新宿マルイメンズ〕 爆上戦隊ブンブンジャー〔TV〕ep.24 アコギグルマー Lift Me Up〔RKKラジオ〕8月11日 DJ.NB 盆踊り、Dance Music、Drum&…

アニメオタクを公言するようになって、おすすめを聞かれたときにすぐに出てこないことがある。 布教する意味でももったいないので、メモを作っておきたい。 主に近作の印象を書くつもりでエディタを立ち上げたが上の背景もあるので、複数の記事でメモを作っていくか。 もういっぽん 高校の女子柔道部 ユーフォニアム 24年春の放送で完結 いや、やはり期ごとに整理したくなってくるな 2024春 ユーフォニアム ゆるキャン3 ガールズバンドクライ 夜のクラゲは泳げない バーテンダー 神のグラス オーイとんぼ 2024冬 ぽんのみち 戦国妖狐 2023秋 フリーレン オーバーテイク ウマ娘3 16bitセンセーション…

最近あまりの暑さでよっぽどの用事がない限りは基本日が落ちるまで自宅から出ない。ただ、それはそれとして精神衛生の観点から太陽の光はなるべく見ておきたくて*1、もっぱら直射の当たらないバルコニーにアウトドアチェアを置いてボーッとしていたりする。その際本を読んだりSwitchでゲームしたりもするんだけど、急に「漫画を読むか」という気分になったので漫画を買いましょう。ちなみに漫画で本棚を圧迫されるといよいよ収集つかないので電子書籍です。僕は電子書籍はebook japanを使ってます*2。 ※「買った」という話なのでまだ全部読んだわけじゃないから一部は感想書いてるけど全部感想エントリじゃないよ！ 買っ…

三連休ですね。 よく考えたら六月は祝日が一日もないから、五月以来二ヶ月ぶりの連休なんだな。とはいえ六月もわりと土日が五回くらいあってそこそこ休みはあったんですよね。別に平日も他の月と比べて多くもなかったし。まーでも二日以上続けてまとめてぐーたら、いや休息が取れるのとは別ですね。やっぱいいな、連休。もっといっぱいあってもいいのよ。 最近読んだ本とか漫画とか 漫画、「AIの遺電子」八巻まで読み終わりました。 AIの遺電子 ８ (少年チャンピオン・コミックス) 作者:山田胡瓜 秋田書店 Amazon 別シリーズが続いているみたいだけど、いったんここまで。 いやー良かったな、コレ。人間と機械という二極…

2024年7月コミックス新刊情報（7月8日～7月12日)『宇崎ちゃんは遊びたい! 』12巻、『ドラゴンサーカス』0巻、『ディディアディクション』1巻など

弱虫ペダル 90 (90) 渡辺航 BREAK BACK 19 (19) KASA しらないこと研究会 2 (2) 不知火建設,つむみ WORST外伝 ドクロ 16 (16) 髙橋ヒロシ,きだまさし 聖闘士星矢 Final Edition 11 (11) 車田正美 WORST外伝 グリコ 28 (28) 髙橋ヒロシ,鈴木リュータ 不死と罰 6 (6) 佐藤健太郎 異世界魔術師は魔法を唱えない ＴＨＥ ＣＯＭＩＣ ５ こっぱむ,もち もういっぽん! 29 (29) 村岡ユウ キミに恋する三姉妹 3 (3) saku こっち向いてよ向井くん 7 ねむようこ せふれ 8 (8巻) 甘詰 留太 見えて…

AIの遺電子 Blue Age 8 (少年チャンピオン・コミックス)作者:山田胡瓜秋田書店Amazon人間、人間と同じような心と権利を有して生きているヒューマノイド、人間やヒューマノイドに仕えるロボット、ヒューマノイドやロボットを生み出した超高度AIという4つの知的存在がいる近未来を舞台とした、ヒューマノイドを専門に観る医師を主人公とした物語。7巻まで「新世界」という、本作の中でもよりAIに依存した特区に出向していたわけだが、この度めでたく元の勤務先に戻ってきた。しかし自分のせいで先輩が異動になるなど、なかなか難しい身の上。人間ドラマとSFドラマが複雑に絡み合って、相変わらずの面白さ。

AIの遺電子 超高度AIという 人間よりも賢いAIが社会基盤として存在した世界のお話。 未来の話なのになぜか日常生活は今とあまり変化しない。 電脳を導入した人間とナチュラルな人間が同時に存在していても目立った差別はない。 未来なのにあまり今と変わらない世界観の理由が次第に明らかになっていくのはSFの王道。 「ヒト」とは何かをちょっと考えたくなるアニメでした。

ここ数日、暑い日が続いていますね。 意を決して、早めに買い替えてよかったよ、エアコン。 文明の利器、万歳！ そんな季節です。もう6月も折り返し地点です。 てなことで毎クール恒例の記事がやってきましたよ。 タイトルにも書いた通りです。 思い出せるに越したことはありません。が、専門家の方がおっしゃるには『たとえ思い出せなくても、思い出そうとすること。それ自体に意義がある。そしてそれも立派な脳トレになっている』とのこと。 頑張りましょう！ 4月から放送が始まった春アニメも、2クール作品を除いては今月で終了。そして来月7月からは夏アニメの放送が始まります。 2024年夏アニメの始まりです。 なので去年…

週末ですね。 前回「週に一回の更新じゃ書きたいこと追いつかない」なんて言っていたのに、ぜんぜん週一の更新です。。まあそんなもんです。 さて、今回はここんとこ読んだ漫画の感想です。 その前に漫画を読む環境を整えました。 漫画というか本全般は主に電子書籍で買ってるんですが、スマホだと小さいしめちゃくちゃ古いKindle PapwerWhiteしかなくて文字を読むにはPWいいんだけど漫画はなんかページ送りで固まっちゃうんだよね。なので漫画はAmazonのFireタブレットで読むことにしました。PCでもいいんだけど、本とか漫画は指で送りながら読む方がそれっぽいし。というわけで快適です。 あとスタイラス…