www.youtube.com 『ARGYLLE/アーガイル』は展開の二転三転する目まぐるしい映画であり、その中で主人公の小説家エリーの”正体”が次々と明かされていく。結局のところ、主人公の正体は何だったと言えるのか、それこそがこの映画を特徴づけている。 主人公は元々小説家エリーだったのではなく、記憶を失ったCIA工作員のレイチェルだった。しかもレイチェルは悪の組織ディヴィジョンの二重スパイをしていたが、記憶を失う直前、ディヴィジョンを裏切っていた。 こうした展開を見ていくと、では最終的な主人公は、過去場面でその姿を見せたり、エイダンなど過去を知る人物が語ったりするレイチェルとほぼ同じ人物像に…