Art Pepper

ストレート・ライフ: アート・ペッパー衝撃の告白自伝 作者:アート ペッパー,ローリー ペッパー スイング・ジャーナル社 Amazon ボクがジャズを聴きはじめた1979年頃、確かに輝きを放っていた彼、アート・ペッパーをもう少し知りたくなった： ということで、その頃に出版された自伝を入手。パラッと見たが、復帰後の話は僅か。 そうジャンキーとしての人生遍歴に多くが割かれている。

Art Pepper: Tokyo Debut (1977, Galaxy)1. Introduction 2:232. Cherokee( Ray Noble) 12:033. The Spirit Is Here( Art Pepper) 8:584. Here's That Rainy Day( Van Heusen-Burke) 6:475. Straight Life( Pepper) 6:276. Manteca( Gillespie, Fuller) 12:597. Manha De Carnaval( Maria, Bonfa) 7:498. Felicidade( Jobim…

Art Pepper: Landscape (1979, Galaxy)A1. True Blues (Art Pepper) 8:07A2. Sometime (Art Pepper) 5:05A3. Landscape (Art Pepper) 10:26B1. Avalon (Jolson, De Sylva, Rose) 8:40B2. Over The Rainbow (Harburg, Harlen) 10:47B3. Straight Life (Art Pepper) 6:19Art Pepper (as), George Cables(p), Tony Dumas(b), B…

アドリブTipsシリーズ、今回は「コードをまたぐ」です。 はじめに スムーズにまたぐ方法 実際に演奏されたジャズミュージシャン達のフレーズ Falling In Love With Love/Keith Jarrett Beautiful Love/Michel Petrucciani People/Oscar Peterson You'd Be So Nice To Come Home To/Art Pepper 使用例 さいごに はじめに 「コードをまたぐ」というのはどのようなことか説明しましょう。 まずこの譜面を見てください。 「Key=C」の【 Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ 】です。 「Dm7」も「…

マーティ・ペイチの素直さ アート・ペッパーはどちらかというと、 個人的には、敬遠してきたアーティストである。 絶頂期の「ミーツ・ザ・リズムセクション」や「モダン・アート」を 聴いても、今一つ、感情移入できない。 理由はよくわからない。 端正だし、キレの良いブローイングは確かにスリリングではあるが、 サァッーと通り過ぎていくようで、心に引っ掛からないのである。 そんな先入観もあって、 アート・ペッパーのＣＤをターン・テーブルに乗せることは少ないのであるが、 たまたま、これもいつものことながら、 サブスクのランダム再生で流れてきた、このアルバムに収録されている 「Opus De Funk」に心が留…

57年録音の作品。アート・ペッパーの音は西海岸らしい爽やかなもので、ややもすると耳を通り過ぎていってしまうんですが、「Webb City」なんかの躍動的な音を聴いていると、やはり只事ではない迫り方をしてきてとてもグッときます。 「The Breeze And I」のちょっとトロピカルな風合いの演奏もなかなかいいですね。洒落てるんだな、アート・ペッパーは。かと思えば「Surf Ride」なんかはまた勢いのあるスピーディーな演奏で、この人は非常に緩急のある音楽を鳴らしているように感じます。 ピアノがカール・パーキンスというのもポイントで、以前聴いた止まらない演奏をまた思い出しました。アート・ペッパ…

57年録音の本作は、マイルスのオリジナル・クインテットのリズム・セクションと一緒に録音した作品です。ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズということで、最早安定のラインアップ。 マイルスのクインテットと比べてリラックスした音が聴けるのは、アート・ペッパーが単純にトランペットではなくてアルト・サックスだからなのか。きっとそれだけではないでしょう。緊張感の漂う鍛錬と異なり、楽しんで演奏できる環境だったのではないかと甚だ勝手に推測します。 敬意を払っているからなのか、程よく各メンバーのソロもあったりして丁度良いバランスで楽しめる演奏になっていま…