本日は久しぶりに論文紹介をさせて頂きます。 今回の論文はSEERという米国のガン統計を使用して、脳幹腫瘍のIncidence-based mortality rateのトレンドを調べ、年齢・性別・人種でどのような違いがあるかを検討した論文です。 https://academic.oup.com/noa/article/3/1/vdab137/6371862 先日受理されたばかりで、足掛け一年以上になる思い出深いものです。 「論文を執筆するに至った経緯」 ノースウェスタン大学には脳腫瘍を研究されている日本人研究者が多く在籍しておられたこともあり、彼からの研究内容をよく目にする機会に恵まれました。…