松濤館の古い動画で、いろいろな型を紹介しているのを見つけた。その中に、「珍手」という型があった。当時、初めて見た型である。その手の使い方が面白かったので、「珍手」の意味は「珍妙なる手」だろうかと思った。 → https://www.youtube.com/watch?v=bNV3YMVTgww(12:34頃~) 最初の構えは胸の前に両手拳を重ね、左右に鉄槌。掛け手からその掌に向けて逆突き。両掌での払い動作。片足立ちから両手の拳を落とす動作や、空手の型には珍しい目付き。両手を背後に大きく振る動作、さらに再度出てくる掛け手からのその掌への逆突き動作。極めつきは最後のバックステップ。面白そうだと思う…