前回から引き続き屈折率自動算出アプリの紹介です。 具体的なコードですが、基本的なところは以前に紹介した分子軌道情報(HOMO/LUMO)の自動算出アプリと同じです。 最初にライブラリーのインポートと各種関数の設定を行っています。 屈折率はローレンツ・ローレンツ式から分子の分極率と分子体積の情報をあれば求めることができるので、今回は分極率計算を'Pol_calc()'の関数で定義しています。分極率は基本的には分散関数を用いた計算で行うことでより正確な値が得られますが、計算コストの関係で、より簡便な計算手法(分散関数を用いないレベル)でも計算できるように設定しています。 分子体積の方はRdkitの…